怒りのピークは6秒間といわれていますが、さらに怒り続ける人への対応は、どうすればいいのでしょうか。
1、相手の怒りの時間を短縮する「傾聴、伝え返し」
傾聴、伝え返しとは、相手を変えていくスキルになります。
相手の気持ちを察する「傾聴」
怒り続ける人に対し、「耐える」のではなく「理解」を示し「共感」を得るようにしましょう。
怒りを止める「伝え返し」
「説明」は「言い訳」と受け取られてしまうので、相手の「怒り」の発火点となっている「出来事」と「気持ち」への理解を示します。
ポイントは、「傾聴、伝え返し」をしつつ、自分なりの「反省している表情」も同時に作ります。
- 「表情態度」55%
- 「声のトーンやスピード」38%
- 「言葉そのもの」8%
2、相手の怒りを抑制し対話を可能にする「好意の返報性」
好意の返報性とは、怒っている人の心に踏み込むスキルになります。
自分に好意を持ってくれている相手には、好意を「お返し」したくなる心理の法則です。
ただ耐えて、「やり過ごす」のではなく、1歩でも話を前に進めるようにしましょう。
また、怒っている人は、その根底に「不安」がある場合が多いので、批判や攻撃に弱いという特徴があります。