「煩悩」について ~ 除夜の鐘は煩悩の数だけ突きます(108回)

「煩悩」とは、人を苦しめたり煩わせる心、悟りの道を妨げる心の事です。

特に私達を苦しめる3つの煩悩

1、貪欲(とんよく)  「底なしにある欲の事」

 いくらお金を持っていても、外見が綺麗でも、「人はもっと欲しがり続ける」ので満たされる事が無い。

2、瞋恚(しんい)  「怒りの事」

 人は欲が満たされない状況が続くと怒りが増し、抑える事が難しい感情。 怒りにまかせて行動してしまった後には「後悔が残る」事が多い。

3、愚痴(ぐち)  「羨ましい気持ちや妬みの気持ち」

 他人を羨ましい、妬ましいと感じるといった「感情が負の気持ち」に変わる場合もある。

煩悩の由来は?

1つ目の説は(六根が6)×(好 悪 平が3)×(浄 染が2)×(過去 現在 未来が3)を全て掛けると108になるという説です。

 六根は人に感覚を生じさせて迷いを与える物の事です。(眼、耳、鼻、舌、身、意の6つ)

 好・悪・平は人間の感情の事です。(好は快感、悪は不快、平はどちらでもない)

 浄・染は(浄が綺麗、染は汚い)

 過去、現在、未来は三世を表している。

2つ目の説は四苦八苦に由来し、(四苦は4×9)と(八苦は8×9)を足すと108になるという説です。

煩悩は無くす事ができるか

 仏教では、煩悩は無くすことが出来ないと考えられている。

 ですが、煩悩を「抱えたまま」幸せになる事が出来るとも考えられている。

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