12,君にとっての敵は誰ですか?我々の邪魔をする者は皆敵です。みんな宇宙が好きでやっている人々だから、いいんじゃないですか「仲間」ってことで、俺の敵は、だいたい俺です。自分の「宇宙へ行きたい」っていう夢をさんざん邪魔して、足を引っぱり続けたのは、結局俺でした。
13,ただこいつは、「失敗」に前向きなんだ。本気でやった場合に限るよ、本気の失敗には価値がある。
14,迷ってるヒマなんてない、人生は短いんだ、テンションの上がらねえこのとにパワー使っている場合じゃねえ。
15,うまくいくか分からないけど、想像ではうまくいってる。技術者ってのはそういう生き物だ。
16,命を預かる技術者の気持ちを知れというなら、あんたは命をかける側の気持ちを知ってくれ。
17,ネクタイを締める理由なんてのは1コしかねえ、仕事が無事に終わった後に緩めるためだ。
18,あなたはお兄ちゃんを引っぱって行くほどの力がある。あなたがいつも兄の前にいて先へ進み続けていれば、兄はあなたに引っぱられて前進できるわ。もしもあなたが止まってしまったら、その時はきっと、後ろから兄があなたの背中を押してくれる。あなたたちはきっと、そんな素敵な兄弟になる。
19,確かに、とても個人的で、とても素敵な理由です。個人の願いが集まって、「みんなの夢」って呼べるようになったら、それはきっと叶うわ。
20,it’s a piece of cake。「ケーキ一切れ分」
21,コントロールが効かないこともあるよな。遺伝で脚が動かなくなったり、不治の難病にかかったり、避けようのないもんはそりゃある。その最たるもんが「死」だろ。ワシらは死ぬまで生きるだけだ。コントロールが出来る限り、自由に飛び回るだけだ。
22,ワシはな、お前に一流の宇宙飛行士になる方法などわからんし、教え方も知らん、だが、一流のパイロットになる方法なら教えられる。やれるとこまでやって、何か見つけろよ。どうせやるなら、その道の一流を目指そうぜ。
23,「頭のノート」と「心のノート」