多肉植物の増やし方をネットで見つけたので転用する。
多肉植物の増やし方 葉挿し編
葉挿しは多肉植物の殖やし方のひとつです。
ポロッと取れてしまった葉や、挿し木の際に取った葉は、捨てないで置いておいてください。
100%とはいえませんが、一枚の葉から子供が出てくるんですよ!
【葉挿しに向いている季節は】
時期としては、生長期である春、秋がよいと思います。
冬、夏でも出てくることはありますが、発根するのに時間がかかったり腐ってしまう事があります。
お持ちの多肉植物で葉挿しをして、多肉植物の魅力を体感してみてください。
【手順】
- まずは葉挿しの準備
- 土の準備
- 土の上に寝かせます
- 寝かせる
- 発根〜完成
- その後どうなるの?
【準備するもの】
- 多肉植物 または取れてしまった多肉植物の葉
- 乾いた土
- 平たい器(バットやお皿など)
1、まずは葉挿しの準備
多肉植物の葉を用意します。
すでに取れてしまっている葉は、そのまま利用します。
元気な苗から葉を取る場合は、お水をあげた直後の苗ではなく、すこし乾燥させた状態にしてからにすると、葉が取れ易くなります。
取る時は葉をしっかり持ち、左右に動かして丁寧にとります。
【ポイント】
多肉の葉のつけ根から子どもがでてくるので、つけ根がきれいでないと、子供が出てこないこともありますので、ご注意ください。
2、土の準備
乾いた土をバットの上に平らにひろげます。
土をならします。
3、土の上に寝かせます
1、で用意した多肉の葉を1枚ずつ並べます。
葉の向きはうつぶせの状態ではなく、仰向けの状態で置いてください。
葉の根もとの部分を土に挿してしまうと、せっかく根が出てきたのに、子供が土の上に出てこれない事がありますので、ご注意ください。
4、寝かせる
葉挿しをしてみると分かるのですが、1枚の葉から、「根が出た後に葉が出てくるもの」「葉が出た後に根が出てくるもの」「根(または葉)しかでないもの」があります。
ひとまずこれで根や子供が出てくるのを待ちます。
その際お水はあげません。
葉先から水が入り腐ってしまう事もありますので、ちょっぴり我慢です。
子供がでるまでは光があまりなくて大丈夫です。
逆にあまり強い光の下ですと、葉の水分の蒸発が早く子供を出す体力までも奪う可能性がありますので、柔らかい光、または室内などでも大丈夫です。
子供が出てからは、光がないと大人と同じで間延びをしてしまいますので、必ず日当たりのよい場所で育てます。
子供は小さいので蓄えておける水の量が少ないです。
この時期は通常よりも少し多めに水をあげて下さい。
5、発根〜完成
数日して、葉から根が出てきたらお水をあげはじめます。
このとき根が外に出ているものは、ピンセットやお箸などで土に浅いくぼみを作り、軽く土を根にかけて根の部分を埋めてあげます。
またその後どんどん子供が大きくなってきたら、お好みの器に植え替えてお楽しみいただけます!
【ポイント】
子供が出てきた葉は、栄養を子供にあげておえると徐々に枯れてきて完全にカサカサに枯れます。
それまでは葉のついた状態のままで置いといてください。
カサカサになった葉は、取り除いてください。