人はこんな時に嘘(ウソ)をつく ~ 嘘の内容 12のタイプ

本棚(88)

大人がどんな場面で、どのような嘘をついた経験があるのか

①予防線

 予測されるトラブルをあらかじめ避けようとする嘘。

 人との約束を何かの理由をつけて断ったり、行き先や目的を本来とは異なる形で相手に告げたりする

②合理化

 守れなかった約束や遅れた理由など、終わってしまったことを責められたときに持ち出す言い訳や口実の嘘。

③その場逃れ

 一時しのぎの嘘。

 何かをしたかどうかを問われたとき、していないにもかかわらず、「した」とその場でとっさに答えてしまう

④利害

 金銭などが絡んでいる場合で、相手との関係を、自分が得をしたり有利になったりする形にもっていこうとする嘘。

⑤甘え

 自分を感情的に理解したり、また養護したりしてほしいという意図を含んだ嘘。

⑥罪隠し

 自分のした悪いことを隠そうとする嘘。

⑦能力・経歴

 自分の能力や経歴を高くあるいは低く言うことで、相手との関係の中で自分を優位に立たせようとする嘘。

⑧見栄

 自分をよく見せたり目立たせたりしたいためにつく嘘。

 買った馬券がはずれたにもかかわらず、「当たった」とか、彼女がいないのに「いる」と言ってしまう

⑨思いやり

 真実を話してしまうと、相手が傷つくと思われる場合、それを避けようとしてつく嘘。

⑩ひっかけ

 本当のことがわかっても、お互いに笑ってすませられるような、からかいとか冗談の類の嘘。

⑪勘違い

 自分の知識の不足や勘違いから、結果として嘘になってしまう嘘。

⑫約束破り

 約束が、何らかの理由で守れなかった時に生じるもので、必ずしも意図的とは限らない嘘。

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