バックギャモンは基本的に2人で遊ぶボードゲームの一種で、盤上に配置された双方15個の駒をどちらが先に全てゴールさせることができるかを競う。
世界最古のボードゲームとされるテーブルズ(英語版)の一種である。
バックギャモンの遊び方
1,交互にサイコロを振って駒を進めます。自分の駒(15個)をすべて陣地に入れていきます。
2,相手の駒が2個以上ある地点(ポイント)には進めません。
しかし、相手の駒が1個ならはじき出して(ヒット)、そこに自分の駒を進めることができます。
3,自分の駒がヒットされることもあります。
その場合は、ふりだしから数えたポイントに戻されます。
4,自分の駒がすべて陣地に入った状態になれば、駒をゴールしていけます。
バックギャモンのルール
バックギャモンのプレイヤーは二人です。
どちらの色の駒を使うのかは、合意で決めておきます。
交互にサイコロ(2つ)を振って駒を進め、先にすべての駒をゴールさせた方が勝ちです。
サイコロは常にボード内に振り出します。(振り出したサイコロがボードから飛び出したり、駒の上に乗ったら振り直し。)
ゲーム開始
・バックギャモンの駒の並べ方は下図の通りです。
駒の動かし方
・自分の手番でサイコロ2つを振って、出た目の数にしたがって駒を進めます。
途中のポイントの相手の駒は無視します。
※「ポイント」とはボードの▼▲マークのこと。
サイコロの目が2-3の場合、同じ駒を続けて3→2と動かすこともできる。
・相手の駒が2個以上あるポイントには進めません。
左側の駒の場合、1の目は相手の駒(黒4個)があるため進めることができない(5の目なら進められる)。
右上の駒の場合、5の目は相手の駒(黒5個)があるため進めることができない(1の目なら進められる)。
・ぞろ目はダブルチャンス!出た目の倍の数を動かせます。
例えば3-3のゾロ目の場合は、3・3・3・3と動かすことができる。
ヒット(はじき出し)
・駒を進めたポイントに相手の駒が1個の場合は、相手の駒をはじき出してそこに自分の駒を置くことができます。
※はじき出すことを「ヒット」と言います。
・ヒットされた駒はただちに真ん中のバーの上に置きます。
※「バー」とはボードの真ん中の仕切り部分のことです。
・サイコロの目にしたがって「ふりだし」から数えたポイントに戻します。
ただし、相手の駒が2個以上あるポイントには戻せません。
バーの駒(白)を、サイコロの目にしたがって「ふりだし」から数えたポイントに戻す。
2の目は相手の駒があるため戻せない。5の目を使って戻すことができる。
・駒を戻したくても、相手の駒があるせいで全く戻せないこともあります。
その時点で、自分の手番を見送ることになります。
3の目、6の目ともに相手の駒があるため戻すことができない。
この時点で自分の手番は終わりとなる。
ゴール
・すべての自分の駒(15個)が陣地に入った状態になったらゴールしていけます。
・サイコロの目にしたがって、駒を陣地からゴールに入れていきます。
自分の駒がすべて陣地に入った状態になれば、ゴールしていける。