不労所得とは
不労所得とは、労働の対価以外の所得を指します。
例えば、利子、配当、賃料収入など投資による収益や、不動産経営、著作権使用料などの権利自体を売買しその売買差益を指す場合もあります。
ただし、日本の所得税法においては、理由を問わず全ての収入から法が認める必要経費を差し引いた残りを所得として扱っているため、所得税法上「不労所得」という分類は存在しません。
働かざるもの食うべからず
不労所得のイメージといえば、「働かないで儲かる」などと悪徳商法や詐欺行為の勧誘の説明で使われる言葉でもあります。
私事ですが、引退した父親を見ていると、「働かざるもの食うべからず」と、言いたい気分である。
不労所得の種類
ウィキペディア(Wikipedia)によると、不労所得といっても、労働や投資が必要になる場合があるようです。
労働や投資を必要としないもの
年金・恩給
ベーシックインカム
子ども手当・児童手当
雇用保険・失業保険
各種補償金
定額給付金
労働や投資が必要となるもの
預金の利息、貯金の利子
株式の配当
債券(国債、社債など)の利子
先物や外国為替証拠金取引の売買益
不動産経営(家賃収入)
生命保険の給付金
宝くじの当選金
公営競技(競馬、競輪、競艇、オートレース)の当選金
著作権使用料(印税)
思いつくのは、生活保護や、ブログアフィリエイト
生活保護は、「労働や投資を必要としないもの」だろう。
とはいえ、雇用保険・失業保険、生活保護などは、
受給できる資格を得るには、それなりの労働が必要である。
逆に労働してしまうと、受給することが出来なくなる。
ブログアフィリエイトは、「労働や投資が必要となるもの」だろう。
とはいえ、著作権使用料(印税)、ブログアフィリエイトなどは、
作品を創作したり、記事を投稿したりと、何かと、労働が必要になっている。
労働の定義が必要なのだろうか
疑問に思ったのだが、「不労所得なのに、労働や投資が必要になるもの」って、何だろうか。
労働とは、からだを使って働くこと。特に賃金や報酬を得るために働くこと。 また,一般に働くこと。
とあるので、著作権使用料(印税)、ブログアフィリエイトなどは、頭を使っているが、からだを使って働いていない。
なので、労働や投資が必要な不労所得になる。