4段階を踏んで最高の人を見つける
ワラスは、何か新しいものが生み出されるときには、次の4段階があると考えた。
例として結婚相手を選ぶ場合で考えてみよう。
①準備段階
出会いのきっかけを増やすため、積極的に飲み会や交流会に参加。
②孵化(ふか)段階
デートの機会を重ね、相手のことをより深く知るようになる。
③啓示段階
ふとした瞬間に「この人と結婚するんだ!」という確信が心の中に生まれる。
④検証段階
家族や友人に紹介し、周りの反応もうかがいながら結婚相手としてふさわしいかどうかを検証する。
結婚!
結婚に至る6段階
①類似性の認知
価値観、興味、関心などについて、ふたりの共通点を認識する段階
②望ましい関係を築く
楽しい経験を共有し、相互理解が促進される段階
③自己開示
自分のことについてありのままに話すことで、秘密を分かち合い、親密さの促進につなげる段階
④役割取得
お互いが足りない部分を補い合い、助け合う段階
⑤役割適合
その役割がうまくかみ合うようになる段階
⑥結晶
ふたりの関わり合いを認め、ふたりでひとつの単位として行動する段階
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