24,ISSのミッションの席を譲る。宇宙へは近道だけど月へは遠回りになる。結局のところ、私は悩んでなどいなかった。私の一番の金ピカは、もう何年も、ずっとこっち(月)を見てる。
25,これ何年も待たされるパターンに違いないと「諦め」のような覚悟を決めかけたあの時。
何らかの成果を上げて下さい。それが出来れば君にも道が開けます。
26,上が「いつ誰を何のミッションに任命するか」なんてことは誰にも分からんことだ。
時期もある。「俺はなんで」「今ここにいるのか」。考えるのをやめたのさ。目の前にある訓練や仕事をさらに増やして、それで頭をいっぱいにしてやった。
27,一瞬にして分かってしまった。リーダーというのはやはり、安心と興奮を同時にくれる。
28,中学高校と問題児ばかり集められたクラスには、決まって鬼のようなスパルタ教師が担任に就いたもんだが。問題児ばかり集められた我がクルーには、どういうわけか温和なリーダーがやって来た。
29,俺の中からパニック障害が消えても、周囲の頭ん中からは消えないんだ。
30,ゲイツさんは、宇宙の何が好きですか?
思い出すためだろ?本当の自分を。勇気を持って、期待の新人を起用すべきなんだ。それが組織を育てる。
31,「人の人生には、いくつもの夢のドアがある」人は、例えば「宇宙へ行く」みたいな。大きな夢を持った時、目の前に現れたバカでかいドアに畏縮して向こう側へ行くことを諦めちまう「開けられる訳がない」ってな。本当は初めからそんな「バカでかいドア」なんてものはない。小さなドアがいっぱいあるだけだ。「成長のドア」「発見のドア」「勝利のドア」「称賛のドア」他にもいろいろ見つかるだろう。そしてその小さなドアを開けるたび、君らの夢がひとつずつ叶っていくのがわかるはずだ。君らには、そのためにやるべきことがある。「手探りでも何でもいい、意地でも次のドアに手をのばし続けることだ」
32,「人は何のために生きてるの?」ってシャロンに聞いたの覚えてる?
私が思うに、そんなつもりはなくても、人はね「誰かに」生きる勇気を与えるために生きてるのよ。「誰かに」勇気をもらいながら。
33,打ちのめされるか、ワクワクするかは、自分で選べばいいからね。ワクワクしながら挑戦するよ。私