モスキート音とは、17キロヘルツ前後の高周波音のこと。
蚊の羽音のようなキーンという不快な音なのでこう呼ばれる。
人間は年を取るに従い高い周波数の音を聞き取りにくくなる。
そのため、モスキート音は、個人差はあるものの、20代前半までの若者にはよく聞こえるが、それ以上の年代の人には聞こえにくいとされる。
モスキート音を出す音響機器「モスキート」は、深夜に店の前などにたむろする若者たちに不快音を聞かせて退散させるために、2005年にイギリス・ウェールズのハワード・ステープルトンによって開発された。
この発明により、ステープルトンは06年にイグノーベル賞を受賞している。
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