メンタルアカウンティングとは、人がお金を扱う際に、無意識にそれを心の中で勘定してしまうという心理現象です。
メンタルアカウンティングは、「心理会計」や「心の家計簿」と訳されます。
メンタルアカウンティングの具体例
1、拾った50万円、貯めた50万円
同じ50万円でも、状況によってその扱い方がまるで違ってきます。
たとえば、「拾った50万円」は浪費に使う可能性が高まりますが、
「貯めて得た50万円」はそのような浪費に使わないでしょう。
なぜなら、「貯めて得た50万円」は、努力の結晶なのでより慎重に使おうとするからです。
2、100円のおにぎり
100円のおにぎりでも、状況によって「高い!」と感じたり「安い!」と感じたりすることがあります。
たとえば、あるお店に行くと、おにぎりが100円で販売されていました。
あなたは「高い!」と思い、買いませんでした。
しかし、別のお店に行くと、定価120円のおにぎりがセールで100円になっています。
お得感を感じたあなたは「安い!」と感じ、喜んでおにぎりを購入しました。
3、財布の中のお金
財布の中に入っているお金によって、特定のものを購入する痛みが変化します。
たとえば、あなたの財布には今10万円が入っているとする。
その時に、1万円の服を購入することに痛みを感じることはないでしょう。
しかし、財布の中に2万円しか入っていなかったとすると、どうでしょう?
あなたは、1万円の服を購入することに、かなりの痛みを感じることでしょう。
突然ですが、やぎさんのお悩み、くるりが解決します!
自分の心の感じ方「心の家計簿」を、コントロールすれば、ストレスも低減できるのかもしれませんね