銀行支店長 江波戸哲夫

本棚(88)

同期のライバルも立て直しに失敗した三友銀行最難関の支店、飯田橋支店の新支店長を副頭取に命じられた片岡史郎。

そこは、吸収合併した信用金庫の旧本店だった。社風も目標達成への厳しさもなにもかも違うところで、闘う支店長として銀行マンとして自ら先頭に立ち、押し寄せる難題に立ち向かう片岡だが。

感想

「この旅行から帰ったらオレはもう一度、挑戦する。時代遅れでも何でも構うものか。寝る時間を削ってでも、とり組みたい仕事を見つけて、とことん打ち込んでやるんだ」

会社に「こだわる」のではなく、仕事に「こだわる」ってことですね。

新装版 銀行支店長 (講談社文庫)

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