広報とは、企業だけでなく行政や各種団体の活動内容や商品などの情報発信を行う業務、またはその担当者や部署となっている。
広告と混同されることがあるが、広告が新聞や雑誌、テレビなどの広告枠を買って商品や企業の宣伝を行うことであるのに対し、
広報とは情報を受発信することで、新聞や雑誌などの媒体に記事として取り上げてもらったり、従業員や株主、消費者などのステークホルダーに活動内容などを理解してもらうことを含む。
企業では広告、CMなどを扱う宣伝部門と同じ部署だったり、広報担当でも商品担当と企業担当で分かれるなど、企業によって位置づけは異なる。
広報担当者に求められる8つのスキル
1、情報収集力と、2、事務処理能力
社内広報についても、社外広報についても、情報収集力が重要になる。 自社、同業界について必要な情報を見逃さないようにしなければなりません。
また、集めた情報を正確にまとめる事務処理能力も大切です。
3、コミュニケーション力と、4、ビジネスマナー
情報を集める上で必要になるのが、このコミュニケーション力やビジネスマナーです。
また、多様なステークホルダーとの良好な関係構築のためにも、この2つの力は重要になります。
5、表現力と、6、デザイン力
プレスリリースや社内報の作成など、情報を集めるだけでなくアウトプットもするのが広報担当の仕事です。
文字や言葉にして伝える力や、絵や図を見やすくデザインする能力も、広報担当に就く場合は備えておいて損はありません。
7、スケジュール管理能力と、8、注意力
取材対応も広報担当の仕事ですから社内の人、社外の人のスケジュールを調整や管理する能力も広報担当には必要です。
また、取材から記事になる際にその内容に目を通し、不適切な表現がないか、まだ社外に出してはならない情報が含まれていないかに目を光らせる注意力も重要です。