やりたいことをやればいい。
子供の頃は、「大きくなったらやろう」と、思っていた。
少年の頃は、「大人になったらやろう」と、思っていた。
大人になると、日々の生活に追われて考える、「結婚したらやろう」になった。
結婚すると、考え方が変わり、「退職したらやろう」になった。
退職すると、今までの人生を振り返り、「やりたいことをやればよかったな」と、思う。
なりたい職業は、会社員。
子供の頃、「サラリーマン」になりたいと、思っていた。
でも、学校の先生や、友達にバカにされた。
少年の頃は、「実家の農家は継ぎたくないな」と、思っていた。
なぜなら、親のようになりたくなかった。
大人になるにつれ、「働きたくないな」と、考えた。
仕方なく、資格取得のために学校へ行き、その流れで、「会社員」になっていた。
資格と職業は同じなのか。
なりたい職業に就くために、資格を取得する。
資格を取得して、会社員には成れた。
子供の頃に、なりたかったものに成れた。
資格を取ったから、職業に就ける。
やりたいことは、資格を取ることではない。
やりたいことをやるために、なりたい職業に就く。
なりたい職業に就くために、資格を取得する。
でも、資格を取得することは、やりたいことではない。
資格を取得すると、その資格を活かそうとする。
「やりたいことをやろう」と考え、退職することにした。
ところで、「結婚したらやろう」は、実行しなかった。
なぜなら、結婚は日々の生活の延長にあると、考えているからだ。
絶賛、就職活動中であるが、
資格を活かそうとすると、転職ではなく、転社するだけである。
やりたいことだったハズなのに。
資格を取得したが、やりたいことでは無くなったの?
どうせなら、やりたいことをやればいい。
そして、「やりたいことをやればよかったな」と、思う。
なりたい職業に就けたのだから。