自分を知るのは難しいのか
他人のことは、よく分かるが、自分のことは、分からない。
自分自身を見るには、鏡を使わないと見れないからなのか。
自分の内面をみるのは、他人の内面をみるのと似ている。
見えないモノをみるためには、話しをするか、身体でぶつかるしかない。
少しズレるが、私はビジネス書を読むのが好きだ。
小説も好きだし、むしろ、漫画の方が好きだ。
本を読むのが好きだが、ものすごく読むのが遅い。
速読が出来れば良いよな。と思うが、
本を読むのは好きだが、たくさん読めば良いって訳でもないし、
本を読んでても、すぐに違うことを始めてしまう。
なぜだかは、分かっている。
自分の現状では、あり得ないことを疑似体験できるからだ。
ビジネス書などの、成功例を読むと、自分は出来てないから、成功できないのか。
「あの時は、こうすれば良かったのかもしれない」などと、読みながら考えているのだ。
これでは、読み終わる頃には、もうやった気になっているのだ。
成功例を、実行する訳ではない。
詳しくは、他人の成功例をみても、自分とは違うから。などと思ってしまう。
とにかく、やらなければ始まらない。
やらなければ始まらないと分かっているのに、
やった気になっているから、やらないのだ。
本を読むに当たっても、悩む。
新しい本を次々と読んでいくか。
同じ本をじっくりと、何度も読むか。
時間には限りがあるので、迷うところだ。(私は、読むのが遅い)
少し変わるが、食事に行って、新メニューを頼むか、
定番のメニューを頼むか。に似ている。
失敗の可能性もあるが、新たな定番メニューになるかもしれない。
私は、定番メニューを選ぶのが多いが、仕事では、新しいことを知りたいと思っている。
同じ作業を繰り返すのは苦手だ。
むしろ、たくさんの作業をこなした方が、給料が高いかもしれない。
もしくは、新しい方法で、楽に仕事がこなせる様になるかもしれないし、
まったく、役に立たないかもしれない。
大体は、役に立たないことの方が多い。
成功する人は、ひとつのことに集中している。
何か、ひとつのことを特化して、1番を目指す。
これが、成功への道なのは、分かっている。
でも、あれもこれも手を出して、結果的に、どれも上手く行かない。
上手く行っても、みんなの平均くらいにしかならない。
自分を知るのは、難しい。