ビュリダンのロバとは、主に心理学の分野で使われ、意思決定論を論ずる場合に引き合いに出される、例え話です。
「おなかを空かせたロバの前に、左右2方向に道が分かれた道があり、
その両方の道の先に全く同じ量、同じ質の干し草が置いてあります。
2つの道はどちらも完全に同じ距離で、干し草も全く同質であり、優劣が無いため、
ロバはどちらの道へ行くべきが選択することができません。
ロバは、どちらの干し草を選ぶべきか決められず、
とうとう餓死してしまいました。」
この場合、ロバには、の3つの選択肢が考えられる。
- 右の道を進み干草を食べる
- 左の道を進み干草を食べる
- 立ち止まったままで餓死する
3つ目の選択肢は他者に比べて明らかに痛みが大きいはずであるが、
最初の2つにはいわゆる「選択の壁」があり、
その壁が餓死という痛みよりも大きかったため、ロバは3つ目を選んだと想定される。
選択肢を増やし、「正しい方」ではなく、「楽しい方」を選ぼう
白か黒かの2択で、まったくの同じに見えるから、迷うのですよ。
ロバも、3つ、4つと選択肢があれば、2つの同じ干し草も、違って見えたハズです。
もっと大きい干し草や、食べられないものが、他にあれば、迷うコトは無いよね。
ビュリダンのロバは、「選択の壁」 < 「餓死という痛み」 の考え方を正す必要がありそうですが?
突然ですが、やぎさんのお悩み、くるりが解決します!
優柔不断は、直さなくていいです。
多くの選択肢から選択する訓練をすることで、解決できますね。