読書の仕方は、2通りだと思う
①何冊もの違う本を読む、1回づつ
②1冊の本を何回も読む
私は、①②の両方である。
読書の仕方を調べてみた
1、「広い知識を身につけたい」という人向け、メンタリストDaiGo氏が実践する「スキミング」
DaiGo氏は、なんと毎日10~20冊の本を読んでいるのだそうです。
もちろん、それらすべての本のすみずみまで精読するのは不可能です。
そこでDaiGo氏は「スキミング(=拾い読み)」という方法を使い、本当に読む価値があると判断した箇所だけを読んでいるのだそうです。
- まず、本を読む前に「手に入れたい知識」や「本を読むことで達成したい目標」を決める。 本の中で “自分が読むべき箇所” を絞るのが狙いです。
- 次に、表紙や帯、目次など、本の中身が要約されている箇所を読み、概要をつかみます。
- そして、本文全体に目を通しつつ、自分が知りたい内容にぶつかったら熟読し、それ以外は読み飛ばしていく。
2、「深い知識を身につけたい」という人向け、精神科医の樺沢紫苑氏が推奨する「アウトプット読書術」
勉強のとき、教科書や参考書をただ黙読するよりも、ノートに書き出したほうが覚えやすかったという経験はありませんか。
これは、書くといったアクションを通して「筋肉」が使われるからです。
「読む+動く=覚える」 の仕組み
- 筋肉や腱を動かすと、その運動は小脳を経て、海馬を経由し、大脳連合野に蓄積されます。
- 小脳を経由するので、経路が複雑となり、多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすい。
3、「長文に抵抗を感じない」という人向け、「KWL表」を書く。
KWL表とは、アメリカの教育学者ドナ・オーグル氏が、教科書やテキストを効果的に読ませるための教育の手法として考案したものです。
- 具体的には、ノートの紙面を「K列(What I know=知っていること)」
- 「W列(What I want to learn=知りたいこと)」
- 「L列(What I learned=知ったこと)」に、3分割します。
- そして、本を読む前にK列とW列に書き込んでおき、本を読んだあとにL列に書き込むのです。
4、「長文に少し抵抗を感じる」という人向け、「目次読書法」
これは、著述家の松岡正剛氏が編み出した方法です。 その名のとおり、本文を読み始める前に、目次に目を通します。
目次というのは、いわば本の構成地図であり、また著者や編集者の『こう読んでほしい』という意図を知るヒントが詰まっています。
特にビジネス書の目次には大抵、大小の小見出しがついているので、目を通せば概略がつかめる。