労働組合の広報紙に、「趣味などのプライベートの時間を充実させよう」と書いてあった。
内容は、陶芸体験が出来るイベントの案内だったのだが、
「仕事の内容がツマラナイから、ストレスを溜めないでね」
というメッセージに見えた。
確かに、「残業をしないで、家に帰ろう」など、優しい言葉で、
会社からの残業規制を、守らせようとしている。
仕事と、プライベートの充実は、難しいのか
昔話をすると、社会人デビューした頃は、やる気の塊みたいな感じだった。
とにかく、覚えることが多く、時間が足りない。
会社に残りたいが、帰らされてしまうので、仕事を家に持ち帰っていたものだ。
今の新人がこれをやったら、完全にアウトだろう。
もっと仕事をしたいのに、帰らされてしまうのは、どうなんだろう。
会社の方針は、仕事と、プライベートを切り分ける
会社から出たら、気持ちを切り替える。
飲み会も、会社に届けを出し、さすがに給料は発生しなくても、業務の一貫だということだろうか。
まさに、「残業をしないで、飲みに行こう」ってことだ。
さらに、残業時間にリミットを決め、守らないとペナルティ(残業なし)を課している。
先日、残業時間オーバーの違反をした人がいたらしく、研修を受けた。
残業手当を貰うことは、労働者の正当な権利なので、
残業時間オーバー(いわゆるタダ働き)は、絶対にしてはいけない。
といった内容だ。
労働者を守るだけでなく、会社としても、労働基準法を守らなければいけないのだ。
今後は、パソコンのログを監視して、残業時間の取り締まりを行なうとのこと。
仕事と、プライベートの切り分けが出来ない
私のように、仕事と、プライベートの切り分けが出来ない人間には、生きにくい会社ではある。
だからといって、古い価値観を押しつけるのは、よくない。
仕事をしても、遊んでいても、それぞれ別のことを考えているのだから、集中できないらしい。
誰が見ても、「タダ働き」は、イヤなことは確かだ。
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