会社で働くということ ~ その②

会社ノート(32)

労働組合の広報紙に、「趣味などのプライベートの時間を充実させよう」と書いてあった。

内容は、陶芸体験が出来るイベントの案内だったのだが、

「仕事の内容がツマラナイから、ストレスを溜めないでね」

というメッセージに見えた。

確かに、「残業をしないで、家に帰ろう」など、優しい言葉で、

会社からの残業規制を、守らせようとしている。

仕事と、プライベートの充実は、難しいのか

昔話をすると、社会人デビューした頃は、やる気の塊みたいな感じだった。

とにかく、覚えることが多く、時間が足りない。

会社に残りたいが、帰らされてしまうので、仕事を家に持ち帰っていたものだ。

今の新人がこれをやったら、完全にアウトだろう。

もっと仕事をしたいのに、帰らされてしまうのは、どうなんだろう。

会社の方針は、仕事と、プライベートを切り分ける

会社から出たら、気持ちを切り替える。

飲み会も、会社に届けを出し、さすがに給料は発生しなくても、業務の一貫だということだろうか。

まさに、「残業をしないで、飲みに行こう」ってことだ。

さらに、残業時間にリミットを決め、守らないとペナルティ(残業なし)を課している。

先日、残業時間オーバーの違反をした人がいたらしく、研修を受けた。

残業手当を貰うことは、労働者の正当な権利なので、

残業時間オーバー(いわゆるタダ働き)は、絶対にしてはいけない。

といった内容だ。

労働者を守るだけでなく、会社としても、労働基準法を守らなければいけないのだ。

今後は、パソコンのログを監視して、残業時間の取り締まりを行なうとのこと。

仕事と、プライベートの切り分けが出来ない

私のように、仕事と、プライベートの切り分けが出来ない人間には、生きにくい会社ではある。

だからといって、古い価値観を押しつけるのは、よくない。

仕事をしても、遊んでいても、それぞれ別のことを考えているのだから、集中できないらしい。

 依存と集中 

誰が見ても、「タダ働き」は、イヤなことは確かだ。

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