手帳を買うか、迷っている。
なぜなら、毎年、会社で使う手帳を買っているのだが、今年は、退職しようと決めていたからだ。
どちらを選んでも、後悔してしまう。
例えば、手帳を買うか、買わないかだと、
手帳を買うと、退職するまで使っても数ヶ月なので、ムダになる。
手帳を買わないと、仕事を進めるのに不便だ。
「過去」、「現在」、「未来」のどれを優先するか。
仕事を進めるうえで、手帳は便利だ。
スケジュールを書き込んで空けば、予定を把握しやすいし、
過去の出来事も、振り返ることが出来る。
今までも、毎年買っているし、買わないと不便だ。
しかしながら今年は、「退職する」という外乱が発生している。
結果からいうと、手帳を購入した。
理由は、今の仕事を進めるのに、手帳がないと不便だから。
いくら、退職するからといって、すぐに世捨て人みたいな感じになる訳には行かない。
「社会人として、ありえない」
「自分勝手な判断」、「相手を気にした判断」、「世の中の常識」
自分勝手な判断は、自分が、こうなりたいとか、こうはなりたくないとか。
相手を気にした判断は、相手が、困らないようにとか、要望に答えたいとか。
世の中の常識は、けっきょく、仲間外れにされたくないとか、罰せられるからとか。
私の、「社会人として、ありえない」は、世の中の常識なのだろう。
なんて、ツマラナイ人間なんだと思う。
どうせ退職するなら、爪あとを残したい気持ちはあるのだが。
生きて行くことは、選択することの繰り返し。
いつかは死んでしまう。
それは明日かもしれないし、何年も先かもしれない。
本当のことは、分からない。
自分自身のことはもちろんだが、
困ったことは、他人から見たことが、その人のイメージになることだ。
他人のことは、よく分かる。
他人のことは、客観的にみれるからだ。
だからといって、自分自身を客観視しても、気持ちが優先されてしまう。
目上の人に、「ヤレ!」と言われたことは、やらなくてはならない。
決まりだから、やるのが当たり前だから。
やらなかったらどうなるのか、自分は何も困らないよね。
投資や、人に恩を売る。
保険をかけてることと同じことか。
人に何かを頼むが、やってくれない。
人を動かすのは、難しい。
なぜなら、その人にとって得にならないと動かない。
目先だけの判断じゃなく、長い目でみるように考えさせられるか。